東北への旅

日記

先日、お誕生日を迎えたわたくし・・・
1年経つのは早いな〜と毎年感じる歳になってきました(^^;)

『時は金なり、命なり』ですね。

大切に過ごしていきたいものです。

さて、お休みを頂き、東北に旅行に行ってきました。

あの震災から半年以上が経ちました。

東北の代表的な観光地『松島』などでは、
観光客に来てもらうことが、復興につながる、という事でいち早く復旧し観光地としての誘客をしているそうです。

私も微力ですが、今だからこそ東北に行き、そして東北のよいところをご紹介できればと思い、ブログを書かせていただきます。

写真と一緒にご紹介します。

朝2時過ぎ、長野県の自宅を車で出発!!
小雨の振るなか、霧も出ていたため、高速道路での経路を選択しました。
中央道から、圏央道、関越道を通り、東北道に抜けます。
その頃にはあたりも明るくなってきました。

到着は、10時。約8時間弱の長旅でした。

まず向かったのは、『岩手県 平泉』です。
今年6月に「世界文化遺産に登録された、今話題の場所です。
詳しくは・・・平泉観光協会

中尊寺本堂
中尊寺の本堂です。

そしてこちらが有名な、中尊寺の金色堂前です。

中尊寺-金色堂

中は写真撮影ができませんでしたが、中尊寺創建当初(1124年)の姿を今に伝える唯一の建造物だそうです。
全面に金箔が施してあり、貝殻細工の装飾なども細かく、800年以上前の技術の高さがうかがえます。
とってもきらびやかな、平泉文化の象徴だそうです。

ここで松尾芭蕉が読んだ句も有名です。

この中尊寺から『みちのく四寺回廊』を始めました。

こちらも平泉にある、毛越寺(もうつうじ)。
極楽をイメージしたといわれる池-毛越寺

浄土庭園と呼ばれ、仏の世界「極楽浄土」を表現したと言われています。

毛越寺

池の周りにはモミジも沢山植えられていて、紅葉の時期はとても綺麗なんだそうです。

平泉といえば、源義経と弁慶の最期の地でもあります。
あまり歴史が得意でない方(私)も、知っている歴史上の人物だと思いますが、
悲しい最期を遂げた地が平泉で、最上川を望む高台には義経堂が建っています。

義経堂より-最上川

「夏草や 兵共が 夢の跡」という芭蕉の有名な句もここで詠まれたんです。

平泉は、歴史好きな方にはたまらないロマン感じる場所ですよ。

この日のお宿は仙台、という事で、夕食は牛タンを頂きました!!!

仙台の牛タン

東北の大学に行っていた妹の旦那様より情報を頂き、オススメだという牛タン屋さんへ

うわさには聞いていましたが、、、厚い!!!

普通、焼肉屋さんで頼む牛タンは、薄っぺらいお肉で網にくっつく感じなのですが、
分厚いお肉がたっぷり、歯ごたえしっかり!!!

これは仙台まで来て食べる価値アリってかんじです。
おいしかったぁ☆

もう一品、牛タンのカルパッチョなるものに挑戦!
牛タンカルパッチョ

お刺身のような牛タンで、おしょうゆにわさび、しょうが、ニンニクをあわせて頂きました。
あぶってあるそうで、全くの生ではないのですが、
やはり歯ごたえがしっかりしていて臭みもなく、おいしかったです。
しょうが醤油が一番合うかな??

翌日は、青葉城址公園に行きました。

伊達正宗像

仙台の街並み

青葉城址公園から望む仙台の街並みはとてもきれいに見えました。
それでも、お城の石垣は地震の影響で修復工事をしていたり、泊まったホテルも壁の修理点検をしていたり、、大きな震災の影響は、見えないようで、いたるところにあるようでした。

旅行2日目、お天気にも恵まれ、塩竈・松島へ向かいました。

お寿司
お昼には、塩竈のお寿司屋さんでお寿司を頂きました!!

手前のマグロは大間のマグロで、中ほどにあるのは、塩竈港で揚がったメバチマグロだそうです。
塩竈のメバチマグロは有名だそうで、しかも秋口から冬場にかけてのこの時期が一番!
とろけるようにおいしかったですよ!!

それから、まずは松島を高台から見てみよう、ということで向かったのは、
松島湾にうかぶ260余の島を一望できるという名所「四大観」のなかから、大高森へ。
ミシュランで三ッ星という眺めを期待して、15分ほど山道を登ります。

奥松島からの眺め

頂上からの眺めは、四大観一の眺めというだけあって、壮観。
大小の島を360℃見渡すことができました。

それから、松島の遊覧船に乗って、島々を周ったり、カモメに餌をあげたり・・・

松島観光協会

国宝「瑞巌寺」にもいきました。

海辺という事で、目を覆いたくなるような光景もありました。
そんな中でも、お土産店などで元気に応対してくださるスタッフの方々にこちらが元気をもらいました。

この日の宿は、『秋保温泉』です。
仙台市内からそんなに遠くない、名取川沿いに温泉街があります。

今回は時間がなく行かれなかったのですが、近くには『秋保大滝』という滝があります。
日本百名瀑にも数えられ、『日本三名瀑』とされているそうです。
紅葉の時期とか、よさそうですね!

そして3日目は、帰路に着くのですが、、、

欲張って山形県にも足を伸ばしてきました。

立石寺(りっしゃくじ)、通称『山寺』です。

1015段の階段を登ります。 山寺観光協会

山寺登山口
その前に、「力こんにゃく」と言う物をいただきました。
しょうゆだしで煮込んだ、あたたかい丸こんにゃくで、とても味が染込んでいておいしかったです☆
山登り前に「力こんにゃく」を食べると力が沸き、山登りも苦にならないと言われているそうです。

立石寺-通称山寺

所々で休みながら、階段を上りました。

山寺の一番奥にあるのが、「奥之院
ここで、「足腰健康」のお守りを買いました。御利益ありそうですよね。(おばあちゃんに)

五大堂より
こちらが、五大堂からの眺め。
山々と、それに囲まれた村が素敵な風景でした。

下ってきてから、またまた「力こんにゃく」をいただきました(笑)
ぷりぷりで、歯ごたえもあり、おいしくてはまってしまいました。
(お土産にも買いました^^;)

この山寺も、芭蕉が旅した地で、有名な句が残っています。
山寺

今回この旅行で行った場所は、芭蕉の「奥の細道」に載っているところが多かったのですが、
今、サントリーBOSSのCMでも紹介されていますね☆

ボスCM『奥の細道』篇

それから、向かったのは「蔵王」
天気に左右され、御釜が見れるのはラッキー、という場所なのですが、
この日は天気もよく、「今日は御釜、見られるんじゃない?」と山寺のお土産屋さんの方も言っていたほど。

なのに・・・どんどん天気があやしくなり・・・雨も降ってくる始末。

一応、御釜行きのリフト乗り場まで行きましたが、
強風と、雨のため、断念しました、、、、残念!!!

こちらの観光情報を是非ご覧下さい。 蔵王町観光情報

一度、御釜に行った事がある旦那は、「私にも見せてやりたい」と言ってくれたのですが、、
そんな晴れ男も勝てず・・・うしろ髪引かれながら帰路に着きました。

2泊3日の東北旅行、全走行距離は1600km

遠い道のりでしたが、とてもよい旅行になりました。旦那に感謝!

今回の旅行では、松島や塩竃などで、地震の被害が見られました。
家の壁に津波の到達跡が残っていたり、家屋の1階が津波によって全壊していたり、
塩害で、植物が枯れていたり、お米を育てていない田んぼが広がっていたり・・・

半年経っても、まだ復旧の進んでいない地域も沢山あるようでした。

東北に旅行、と聞くと、「大丈夫なのかな?」と不安な声もありますが、

日本一の漁場があったり、有名な観光地が沢山ある東北。

一歩ずつ前向いて、復興をめざして、

がんばれ東北!がんばろう日本!!

コメント

  1. emicharo☆ より:

    私も牛タン食べたい。寿司食べたい。力こんにゃく食べたい(2度)。あと、観光も。
    御釜は残念だけどいい旅ですね。

  2. fumi より:

    やっぱり本場の牛タンも、お寿司も、力こんにゃくもおいしかったよ〜
    旅行に行ったら、その土地のものを食べるのも、旅の楽しみだよね〜(*^^*)

    他にも、仙台でずんだ餅、白石でうーめんを食べたよ☆

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